ブログ

今あるホームページの修正だけ依頼できますか?

今、クライアント様がお持ちのホームページの、一部修正作業を行うご依頼は原則お断りさせていただいております。

理由といたしましては下記の3つの理由が大きな理由となります。

1)プログラムの解析作業が膨大になる可能性があるため

2)所有されているホームページの仕様によってはクライアント様のご要望に対応できない可能性があるため

3)ドメインやサーバーの所有権やID、PWが不明な場合がある為

4)万が一の時に責任を取る事ができないため

 

(1)の理由としましては、プログラムというのは、100%決まった構文で作られているものではありません。

(A)安さで選ばずに、サポート面で安心できるホームページ制作会社で、ホームページは作成した方が、後々余計なトラブルが少ない。

(B)HPを構築した後、何かあった時にすぐに対応してくれるかどうかを考えるなら、HPを作るときにはサポート面で安心できるHP業者を選んだ方がいい。安いか高いかで選ぶべきではない。

この二つの意味は読んだ人にはほぼ同じ意味で解釈してもらうことができるでしょう。

プログラムの世界も一緒で、構文が前後しても、短いプログラムと長いプログラムでも、同じ機能や表示の結果になるようなことはよくあります。

ですので、自社制作ではないホームページをカスタマイズする場合は、プログラムの解析から行わなければならず、時としてその作業は膨大なものになります。

かといってクライアント様に、お見積もりの為のプログラム解析作業として、現段階では見積もりの為の解析作業量が予想がつかないため、作業量に基づいて後ほどご請求させていただきます。というわけには行かないですし、弊社負担でクライアント様から業務を受ける事ができるかどうかを確かめる為、そして料金を算出する為の、無料のお見積もり作業として行うには、人的負担が膨大なものになる可能性があります。

 

2)ITの世界は日進月歩です。これはプログラム言語の世界でも同じです。

ひと昔前はHTMLのみでホームページを作成していた時代からCSSが出てきて動画機能としてFlashが出たと思えば、iPhoneが世に出てきた時にFlashの部分は表示できないからとFlashを使用したホームページから、JQueryなどのJAVAが利用される事が多くなってきたりと、次々と新しいプログラム言語が出てきて組み合わせて利用されるようになっています。

また、それと同時にプログラムでホームページを作成するのではなく、簡単なホームページですとプログを作るような感覚で作る事ができるCMSシステムが出てきたりと見た目は同じようなホームページでも内部が大きく異なり、クライアント様の要望をこなすことが、根本的に不可能な場合があります。

 

3)ホームページのデータを格納しているサーバーは、ホームページを制作された会社が所有している場合は、その業者様が自社のサーバーに弊社がアクセスする為のIDとPWを教えていただけないことには、修正作業を行うことはできません。

また、一般的にホームページ制作会社の立場としては、自社以外の第三者が、自社サーバーにアクセスすることはセキュリティー面で許可いただけないケースが大半となります。

 

4)プログラムというのは、時として予想できない不具合や、機能同士の相性の悪さが出てくる場合があります。

それは、やってみないとわからないのが現状です。

一から弊社で作成したプログラムですと、全てを把握する事ができる為、万が一の時にすぐ対応する事ができますが、他社様が構築したものですと、弊社にとって馴染みがないプログラムの構文や言語、外部システムが組み合わさって作成されている場合がありますので、クライアント様のホームページを弊社が修正した時に万が一、不具合が起こってしまった場合、原因箇所がすぐには分からずに大変ご迷惑をかけてしまう可能性は否定できません。

このような理由により、弊社では、他社様が作成されたホームページの一部修正作業は原則お断りさせていただいております。

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る
Translate »