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飲食店での集客・売り上げアップテクニック③

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集客、売り上げアップのためにすべきことの中で、すぐに実践でき、比較的短時間で成果が上がるもの第二弾です。
3回に分けてご紹介しておりますので他の記事も併せてご覧いただければと思います。

⑴購入点数を増やしてもらう工夫をする はこちらをご覧ください。

⑵商品単価を上げる

商品単価を上げることで、売り上げアップにつながりますよね。でもむやみやたらに単価を上げたところで、お客様に「高い」と思われてしまえば注文すらしてもらえなくなり、本末転倒です。では、どうすればお客様に「高い」と思われることなく商品単価を上げることができるのでしょうか。

 

①既存の人気商品の2倍以上(3~5倍)の量のメニュー作る

既存の人気商品の量を増やす=商品単価を上げることができます。すでにあなたのお店では人気商品ですので、新たに売り込みをかける必要はないですし、量が少し増えるだけで、調理などにかかる手間は同じですよね。これが一番簡単に単価を上げることができ、売り上げアップにつなげることができる方法といえるでしょう。

例えば、ラーメンの麺の量が3人前分の「特盛ラーメン」、ビールの1杯の量をコップから特大ジョッキに変えた「超メガビール」など、量を一般的な量よりも格段に増やすだけでも、話題になります。また、単価自体は、1杯の値段よりは高く設定していますが、量を2倍、3倍にしたところで、単価も同じように2倍、3倍にするわけではありませんから、内容量が増えているのに、増えたぶんの倍数の値段より単価が低ければ人はお得感を感じます。それがきっかけで、口コミが広がり、お店に足を運んでくれるお客様が増えるきっかけになるかもしれません。そうなると、新規客も期待できます。

 

②あえての高額メニューを作る

例えば、焼肉屋さんで「特選黒毛和牛ロース(100g)5,000円」と「特上和牛ロース(100g)2,500円」「国産和牛ロース(100g)1,000円」と書いてあったら、特上和牛ロースや国産和牛ロースは安いなと感じませんか?実は、価格というのは、絶対的なものではないのです。高く感じるときもあれば、安く感じるときもある変動的なものなのです。比較の対象として高いものが近くにある場合、つい他のものが安く感じて注文してしまう、これは人間の心理をうまく突いた方法なのです。

つまり、「特上和牛ロース(100g)2,500円」「国産和牛ロース(100g)1,000円」を売るためには、「特選黒毛和牛ロース(100g)5,000円」が必要なのです。

ぶっちゃけた話、「特選黒毛和牛ロース(100g)5,000円」はそこまで売れなくてもいいのです。本当にメインで売りたい「特上和牛ロース(100g)2,500円」、「国産和牛ロース(100g)1,000円」が注文してもらえるきっかけになればいいのです。つまり、あなたのお店でも、すべての商品が均等に売れる必要はなく、見せ球用の高額メニューを作り、それと比較して注文しやすいメインの商品の購入者が増えればいいわけです。売れにくい商品があってもいいのです。

とはいえ、飲食店の場合は食品ロスも問題となっていますし、極端に注文が入らない値段設定のものを常設メニューに置くのはリスクも伴うため、ご自身のお店の状況に応じてメニューや値段設定を考える必要はあります。完全予約限定、1日数食限定など、限定商品としてメニューに置くといいでしょう。

 

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