①盛り合せ商品を作る
居酒屋でいざ注文をするとなった時に、どの料理を注文したらいいか迷ったことはありませんか?そのような時に食べたいものがある程度盛り込まれている「盛り合せ」メニューがあったら、「とりあえず」頼んでみようと思うのではないでしょうか。
「刺身3種盛り合せ」、「焼き鳥の串5種盛り合せ」、「焼肉7種盛り合せ」、こうやって書いてあると、盛り合せを注文したくなりませんか?単品だと注文に迷ってしまうけれど、ひとくくりにされていると、消費者は選択しやすいのです。
実は、消費者は、優柔不断で、自分で決められません。だからこそ、「盛り合せ」を用意してあげるだけで、盛り合せの注文が増えます。
こうやって「盛り合せメニュー」を用意することは、お客様が注文しやすくなるだけでなく、お店側にとって、客単価が上がるメリットが生まれます。既存商品の盛り合せメニューを作るだけで客単価がアップしますので、メニューを考える際に是非取り入れてみてください。
②セット商品を作る
ラーメン屋さん、ファミレスなどでよく見かけるセット商品ですが、これも盛り合せメニューと同じく、お客様に単品ではなく複数のメニューを注文してもらえる方法です。例えば、ラーメン屋さんの場合、単品だと、ラーメンかチャーハンのどちらかしか注文しない方でも、ラーメン半チャーハンセットがあれば、ラーメンだけでは物足りないなと思っているお客様はセットを選択するでしょう。また、セット内容の量を少し減らして、単品+単品の値段設定より少し安価にするだけでお得感も生まれますし、お客様は手を出しやすくなるという効果もあります。
セットメニューを注文してもらえれば、結果的に客単価があがるので、売上アップの効果に繋がるでしょう。
もし、既存のメニューでセットを作るのが難しいという場合は、「コース」メニューを作るのもいいでしょう。「記念日コース」「女子会コース」などテーマを設けてコースメニューを作っておけば、あらかじめメニューが決まっているが故に、お客様の目に留まりやすく、お店に来店してもらえるきっかけにもなります。
③オプションのまとめ売り
例えばあなたがラーメン屋さんでトッピングを選択する場合、複数選びたいなと思ったことはありませんか。煮卵とチャーシューなど、複数のトッピングを注文したいと思った時に、そのセットがあれば注文しやすくなりますよね。券売機の場合、セットメニューボタンがあれば複数のボタンを押す必要がないですし、注文する側からしてもメリットがあるわけです。
こうした組み合わされたトッピングを用意しておくだけで、簡単に客単価はアップします。ぜひ、試してみてください。
④お客様からお勧めメニューを聞かれたときには、数点具体的に提示する
お客様から「お勧め何ですか?」と聞かれたことはないでしょうか。もしくは、ご自身でもそのような質問をしたことはないでしょうか。
実は、お客様は何を注文していいのかわからないから、もしくは迷っていて自分では決められないから、失敗したくないから、お店の人に聞いていることが多いため、そのような質問に対して、「全部お勧めですよ」と答えてしまっては、お客様の求める回答ではないので効果がないのです。じゃあ、どのような回答がいいのでしょうか。
例えば、飲食店の場合、具体的にメニュー名を数点言ってお勧めすれば、勧めたものはほとんど「じゃぁ、それください」と注文をいただけます。このように、お勧めを聞かれたら具体的に言った方が注文品数の増加につながり、結果、売上アップにつながるのです。
ぜひ、試してみてください。
短時間で結果が出やすい方法については③④でもご紹介しております。併せてご覧ください。
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