さて、インスタグラムを使って集客を行うための重要ポイントは何なのでしょうか。

それは、プロフィール内容をしっかり記載し、必ずお店のHPのURLをプロフィールに記載しておく事 、お店のHPの内容を充実させておくこと、この２点です。

皆さんは、「このお店でご飯を食べたい！」と思ったら、すぐその場で、記載してあるURLをクリックしてお店のHPで場所やお値段などの詳細を確認したりしますよね。HPのURLがない場合、よほどのことがない限り、別途ブラウザからお店のHPを探したりはしないのではないでしょうか。ですので、もしHPをお持ちでしたら、インスタグラムのプロフィールには必ずHPのリンクを貼っておきましょう。ただし、HPのURLを記載していたとしても、ユーザーがあなたのHPを見たときに、お店の魅力がしっかり伝わるものでないと、インスタグラムの写真との違いにがっかりし、興味を失い、他のお店に流れてしまうかもしれません。また、HPを持っていないとなると、ユーザーはあなたのお店の情報をこれ以上知ることができませんので、お店に行ってみようという意欲はそこで失われることになります。
インスタグラムを使って集客を行おうとする場合には、単に、写真を載せるだけではダメなのです。写真を見たユーザーをどのようにして来店まで結びつけるかということを考えるなど、出口戦略がしっかりしているかどうかが、インスタグラム集客の成功の有無にかかってくると言っても過言ではありません。
HPを持っていないから、URLは「ホットペッパー」や「ぐるなび」などポータルサイトでも良いですか？というご質問もいただくのですが、WEB集客、SNS集客の観点からすると、正直これはおすすめできません。
その理由は

１）広告費が高くコストがかかる
２）利益率が下がる
３）同業他店舗に流れる可能性がある
４）いつまでも広告から脱却できない

といったものが挙げられます。

ホットペッパーやぐるなびなど大手ポータルサイトで集客するには、
・高いプランの広告費を払って検索結果の上位に表示させるか
・お得なクーポンを用意する
・魅力的な写真を用意する
・メニューやドリンクなどを細かく記載してページ情報を充実させる
・良い口コミをたくさん書いてもらう
いかにこれらに時間とコストをかけられるかにかかってきます。

ホットペッパーやぐるなび等検索サイトで上位に掲載され、集客できているお店は、実は月に何十万もの広告費を払っているという事は、みなさまも良くご存知だと思います。
さらに、他のお店と比べて遜色がない割引クーポンを用意するとしても、個人店の場合は、大手に比べて利益率が明らかに下がってしまいますし、割引やクーポンで集客したお客様の心理としては、安いサービスを受けられたのだから、次の来店のときにも同じような割引をしてほしいと無意識に求める傾向にあります。このような場合、大半のお客様は、結局、定価を割高だと感じ、同じ値段であれば、同じような内容のお店で、かつ割引クーポンがあるお店を探し、そちらに流れてしまうこととなります。

以上のことから、あなたが、飲食店を成功させる為にブレてはいけない事は
安売り競争に巻き込まれてはいけない　ということです。
安くないと来店しない「値段だけをみる」お客様より、より力を入れて集客しなければならないのは 安さではなく、あなたのお店や商品を「いいと思った」から来店してくれるお客様です。 「安さ」というのは一番顧客が食いつきやすいとこではありますが、その反面、そういうお客様は、質は度外視しているわけですから、安くないと行かない＝常に安くないとリピートしないということになり、集客としては効率が非常に悪いものになります。その反面、お店や商品を気に入っていただいた場合は、それを求めて何度も来ていただける確率はとても上がりますし、そのお客様の同伴者様にも気に入っていただければ、そこからさらに別のお客様をご紹介いただくことも可能になるでしょう。安さ以外の部分を気に入っていただけた、お客様をどれだけ集める事ができるか、どれだけ繰り返し来ていただけるようにするかが、今後の飲食店経営を成功させる事ができるかどうかに直結するのです。

ただし、間違えないでください。　ぐるなびやホットペッパーなど大手ポータルサイトに広告料を払って掲載してはいけないと言う事ではありません。
インスタグラムのユーザーは「安さ」でお店を探しているユーザーではなく、見た目が「美味しそう」な、お店を探している質の高いユーザーなのです。 そういうユーザーは、安さより品質を重んじているわけですから、気に入っていただければあなたのお店のリピーターになっていただける可能性が高いユーザーとも言えるわけですね。

そんな質の高いユーザーを、価格競争メインのサイトに誘導するのは大変もったいないと言っているのです。

広告は集客の戦略の一つではありますが、安易に広告に頼ることはお勧めできません。広告は、うまくいけば速攻で効果が出る反面、コストが非常にかかります。一旦広告を打っても次の手をしっかり用意しておかないと、高い広告を毎月打ち続けないと集客できないという広告依存に陥ってしまうのです。

実は、大手店舗でも、ポータルサイトへのコストが利益率を大変圧迫していることから、なんとかポータルサイト依存から脱却しようとし、コストを大幅に抑えることができる自社サイトからの集客を強化する傾向にシフトチェンジしています。

次のリンクは、大手アパレルメーカーが自社のショッピングサイトを充実させ、ZOZOタウンでそのメーカーの服を購入したユーザーに対し、次回からは自社サイトで購入するような流れを作った結果、ZOZOタウンに広告を掲載しなくても良くなり、依存度を下げる事に成功した話です。

https://www.narcisman.com/entry/zozobanare

大手店舗でもこれだけ集客に苦戦しているわけですが、大手店舗と比べて、予算が限られている中小店舗は、もっと深刻です。価格競争や広告にかけられるコストで大手と競争しても勝ち目がありません。 ですので、いかに質の高いオリジナリティのあるサービスを提供できるか、何かに特化した専門性のあるサービスで他店舗と差別化をはかり、あなたの店のファンを作る事ができるかが、安定した集客の要となるのです。

大手のポータルサイトに掲載すれば、月に何万円〜何十万円に費用がかかったり、ポータルサイトのキャンペーンのポイント負担額を分担させられたりするだけでなく、酷いところだと、広告料金とは別に、問い合わせや予約１件ごとに課金されたりする場合もあります 。しかも、サイトのページはどのお店も同じ仕様ですので、他店舗との差別化をはかりたければ、どうしてもクーポンなどで割安感を出すしかなく、結果利益率の低下につながってしまいます。

しかし、自社のホームページは、一回作成してしまえば 月にかかってくる維持費は5000円〜1万くらいです。新商品が出ればその写真に差し替える、お店独自のサービスやキャンペーンの情報を掲載するとしても、月額費用は大手ポータルサイト広告に支払う費用よりはるかに安くすみますし、あなたのお店独自のカラーを前面に出したHPを作成できますので、他の店舗との差別化もはかることができます。
ですので、利益率を高めて安定経営のパイプを作る為には、インスタグラムを使って、美味しそうな料理の写真、雰囲気の良さげな店内の写真をを掲載し、たくさんのユーザーにあなたのお店を知ってもらい、そのユーザーの心を掴んで、最終的にあなたのお店の魅力を最大限に伝える事ができる、あなたのお店独自のHPに誘導する流れを作ることが大切なのです。

もし、あなたが今、インスタグラムを利用されているのであれば、是非ともこの手法をお試しください。そしてHPを持っていない、HPの内容がイマイチだとお考えの場合、是非とも弊社にご相談ください。低コストで高い集客ができるHP制作のお手伝いをさせていただけるはずです。

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